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熱伝達器(並列

 

熱交換器は、多くの技術的用途で使用されています。例としては、凝縮器、整流塔、ヒートポンプ、駆動モーターの冷却システム、空調システム、エネルギー回収装置、および熱流体を使用した加熱システムなどが挙げられます。その目的は、常に、より高温の媒体からより低温の媒体へ熱エネルギーを伝達することです。この際、媒体の物質的な混合は発生しません。

熱伝達の原動力は、温度差です。伝達される熱流出力 Q˙ は、一般的に次のように表されます。

dQ/dt = dm/dt · cp · ΔT

Q˙​= m˙· cp · ​ΔT

m˙ は質量流量、cp は比熱容量、ΔT は媒体の温度変化です。この式は、cp が一定の一相流に適用されます。

並流式熱交換器では、両方の媒体が熱伝達面に沿って同じ方向に流れます。最大の温度差は入口領域で発生します。流れの方向に沿って、2 つの媒体の温度は急速に近づきます。平均駆動力温度差はますます小さくなります。

設計には、対数平均温度差がよく使用されます。前提条件は、化学反応や相変化が発生しないことです。

ΔTlm​ = (ΔT1​−ΔT2)​​ / ln (ΔT1 /​ ΔT2​​)

並流熱交換器とは反対のケースが、向流熱交換器です。向流熱交換器では、流れの方向が反対であるため、平均駆動温度差 ΔTlm が高くなります。これにより、同じ熱伝達面積および同じ熱伝達係数で、並流熱交換器と比較して熱効率が高くなります。

  • ΔTlm は対数平均温度差
  • Th,in は高温媒体の入口温度
  • Th,out は高温媒体の出口温度
  • Tc,in は流入冷媒の温度
  • Tc,out は流出冷媒の温度
  • Q˙ は熱流出力
  • ​インデックス G​ は向流
  • インデックス P は並流
  • インデックス c は冷
  • インデックス h は温
  • U は総熱伝達係数
  • A は熱伝達面積